2017年3月7日火曜日

グルメな休日


少し前のことになりますが、よーく晴れた2月のとある一日、食道楽に徹してまいりました。最初のお目当ては三島広小路にある鰻の名店「桜家」。到着は朝11時10分くらいで、少し早すぎたかなと思いきや、すでにお店は開店しており(10時55分には開いているそうです)、暖かな日の光のなかで呼ばれるのを待ちます。5分後に、警備員風のおじさんが「うなぎ、待ってるよ!」と呼んでくれて無事入店です。下足札をもらい二階の座敷に通されます。うな重は2枚(1匹)、3枚(1匹半)、4枚(2匹)から選びます。中庸を好む私は3枚を注文。さらに10分待って、主役の登場です。よく脂が乗って、口の中に運ぶとほろほろと解ける心地よさ。富士の伏流水で身も心も清らかに育った鰻君の美味なることよ!もう、あっという間に完食です。車で15分も走って、お次は沼津港。河津桜が咲き始めて、観光客がバス単位で訪れる観光スポットでもあります。駿河湾で取れる新鮮な魚介。寿司あり、丼あり、刺身あり。そこそこ腹いっぱいなのに、駿河の寿司は入るのであります。生しらす、桜えびの軍艦、鯵は刺身で、鰯の握りはおかわりしちゃいました。馴染みの魚屋で干物をお土産に購入します。朝から美しかった富士山は、午後になっても全く曇らず、一日中、美しいお姿を見せてくれました。沼津から富士吉田を経由して都留へと走ります。富士の水で淹れたコーヒーを2杯飲んで、あとは一路、東京へ。食い意地の張った初春の一日でした。

 足柄SAからの富士山
 三島広小路駅に到着
 ここが名店 桜家
 神々しいうな重(3枚乗せ)
 沼津港からの富士山
春うららか駿河湾

2017年1月15日日曜日

杉山先生の演奏会に行きました


2017年あけましておめでとうございます。今年のガレリア座は「ホフマン物語」の再演となります。演出家として私が本格的に手掛けた最初の作品です。と、同時にいろいろな思いがあり、またやり残した作品でもあります。私の50代に手掛けて、後悔を残さないようにするため、この大作に再挑戦することに決めました。勝負の年ですね。頑張ります。さて、年明け早々、ガレリア座の勝手に顧問であり、正式には東京フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者の杉山伸先生のリサイタルが東京オペラシティでありました。先生が今年、東フィルを退団されるということもあり、モーツァルトの協奏曲と五重奏曲という思い入れの深いプログラムでした。静謐ななかに染み渡るような歌の聞こえる素晴らしく、また先生のお人柄そのままの演奏でした。アンコールで協奏曲の第二楽章を再度演奏されたのですが、透き通った青空を見ていると何故か悲しくなってしまうような、そんな明るさと悲しさの同居した、寂しげなモーツァルトの微笑みを思わせる演奏でした。ブラヴォー!ではなく、聴衆の温かな拍手が似合うアンコールでした。もちろん終演後、弟子たちはロビーでお迎えしました。あんな演奏はできませんが、ご指導よろしくお願いします。
オペラシティ・リサイタルホールにて